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>>3年生三重大学出前授業

(11/1.)
 
 10月31日(月)6,7限目ベルホールにて3年生が三重大学の出前授業を受けました。3年生は夏の合宿で京都大学の模擬授業を体験しているので大学の講座を受講するのは2度目になります。今回は三重大学生物資源学部・資源循環学科の苅田修一教授をお招きして『黒ヤギさんはなぜお手紙を食べたか』と題する生物の講座を受けました。童謡から生物の分野につながる話で、専門的で深い内容ながらも面白い話で皆高い関心を持って聴いていました。
 下に生徒の感想と柴田先生の返答を一部掲載します。※赤字は苅田先生の返答です。


感想文〜出前授業を聞いて〜

三重大学 生物資源学部 資源循環学科 苅田修一 教授

『黒ヤギさんはなぜお手紙を食べたか 』


 まず生物の分子はすべて同じものから作られていると聞いてびっくりしました。次に木の繊維がブドウ糖からできていて、木から紙が作られているから、紙はブドウ糖の固まりであるということがわかりました。ここで黒ヤギが紙を食べたことが納得できました。草食動物紙も分解できると知ってすごいなと思いました。また最近は太陽も利用したり、生物資源も利用したりして、いろいろな物から燃料を作っていると聞いて、日本の技術の進歩はすごいなぁと思いました。先生の学生時代のことや中学・高校の間に何をしておくべきかを聞いて、これから読書を今までより多くしたり、英語をもっと出来るようにするなど、話を参考にして、これからの学校生活を送ろうと思いました。 

 理科っておもしろいでしょ。紙がブドウ糖だったり、知れば知るほど「なんだ、そういうことだったのか」ということが増えていくのです。そうして、考えると、どんどん世界が広がっていきます。「黒ヤギが紙を食べたことが納得できました」って書いてもらえて、嬉しいです。ぜひ、有意義な学生生活を過ごしてくださいね。


 授業タイトル「黒ヤギさんはなぜお手紙を食べたか」だったので、童謡からの話でどうせ時間も取らないし、薄い話で終わるのだろうと思っていたが、簡単な疑問から始まり、先生の豊富な知識で話がどんどん広がっていったので、大学で学ぶとこんなにも深い内容を話せるようになるのか、と驚いた。もちろん、大学での自分の努力の積み重ねなんだろうが、大学で学ぶ内容が専門的であるのだと参考になった。

 先日も、某高校でこの話をしたときに最初は笑われてしまいました。ただ、日常のどんな出来事でも、それが起きる理由なり理屈があるのです。草食動物が、紙や草を食べるという現象も調べていけば理屈があるのですね。そういうことが分かっていただけて、よかったです。大学での勉強とは、まさにそういった理屈や理由を突き詰めて考えるところにあるんですね。


 黒ヤギさんがお手紙を食べていることを、おかしいと思ったことはなかったけど、改めて考えてみると、体内にはすごい工夫がされてできているんだなぁと思いました。そこからバイオ燃料を作っていく話もおもしろかった。バイオエタノールには興味はなかったし、誰かがやってくれると思っていたが、これからのために私達ができることを考えるのはすごく大切だし、今やっている物理や生物も嫌いだといってやらないのではなく、最終的にいろんなところへつながっていくから、もっと真剣に授業を受けたいと思いました。

 物理や生物も、ぜひ勉強してください。とくに生物は、自分の体のことを勉強していると思えば、意外と楽しいものです。確かに皆さんの年代では、まだまだ、バイオエタノールは遠い先の話からもしれませんが、本当に、近い将来の問題になってくる可能性はありまよね。「真剣に授業を受けたい」っていい響きです。我々のところに来ていた中国の留学生は、1日の授業の後、同じ時間だけ復習するといっていました。日本の学生にないパワーで勉強しています。皆さんも大学生になるころには、そういったパワーのあるアジアの学生と対等に渡り合う必要があるのです。時間は有限です。ぜひ、1日、1日と頑張ってくださいね。イチロー曰く「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行く、ただひとつの道だと感じている」毎日のひとつひとつをきっちりこなすことが、とんでもないところへ行く、ただひとつの方法なのです。がんばってくださいね。

 


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